Thank you for visiting our site last year. We appreciate your support and hope to continue to serve you this year as well. Thank you in advance for your continued support.
Doubunkai will continue to consider what kind of place a gathering space should be and how it should be in the era of the new normal.
We hope that this year will be a better year for everyone.
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Although it was a year where we gradually returned to our normal lives amidst the impact of COVID-19, it was also a year that cast a dark shadow on society, such as 2022 Russian invasion of Ukraine.
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ニューヨーク州ブルックリンにあるAdams Street Libraryはリノベーション物件の一つであり、ブルックリン公立図書館としては昨年のLibrary Building Awards 受賞作品であるSunset Park Libraryに続いての受賞となります。
ブルックリン公共図書館システムの分館としては20年以上ぶりに新設することになったAdams Street Library は、その設計思想の中心に地域に暮らす子供たちを据えました。そのためライブラリには学習用スペースの充実化が図られており、若者向けのテクノロジーや豊富なプログラミングの機会が用意されています。この分館は、ブルックリン地域にサービスを提供する最初の分館であり、リノベーションによりモダンで刺激的な空間となった図書館を通じて地域ネットワークを拡大することを目標としています。また図書館のあるダンボ地区を取り囲むブルックリンは近年不動産価格が高騰し、裕福な住宅地域になっている一方で、つながりが希薄になっていることもあり、そういったコミュニティが計画プロセスに関与することも重要視されました。
カンザス州オレイサに作られたIndian Creek Libraryは郊外型の大型小売店のアダプティブリユース(既存建物を用途変更することで保存と再利用の両立を図る手法)の例であり、郊外の自然環境を再構築した好例と言えます。このプロジェクトにより、かつての大型小売店は重要なコミュニティハブとなり、典型的な図書館よりもはるかに価値のあるコミュニティ資産となりました。
このプロジェクトは、2016年に市が2つの図書館分館を拡張することから始まりましたが、図書館を拡張するというだけでなく、より広範な基本計画に基づき進められました。この計画では、2つの図書館に包括的なビジョンをもたらし、Indian Creek Libraryは子供、10代の若者および家族のために作ることを目的としてました。プロジェクトの過程で、地域を大規模な洪水が襲い、既存の図書館建物に深刻な構造的損傷をもたらしましたが、市はこの事件を挫折ではなく、プロジェクトを別の開発コンセプトに遷移させ加速する機会と見なし、空き店舗となっていた大型の商業施設を購入しそれをアダプティブリユースすることとしました。
社会における図書館に期待される進化と役割を考えると、Indian Creek Libraryの設計はまさに柔軟性と変化の受け入れており、今後の新しい用途に対応するためにフレックスに再構成できるスペースを備えた広いエリアを持っています。そのフレックスエリアは、COVID-19の際にコミュニティホールドのエリア(おそらく接種会場や相談所のように利用したものと想像されます)として機能するようにすぐに再設計されました。また、そこが重要なコミュニティ資産となるため設計チームは自然がない小売するだけだった環境を変質させる必要性を感じており、自然環境と健康を図書館の日常体験に組み込むことも重視しました。図書館はIndian Creekのトレイルコースにも隣接しており、今後のビジョンには重要なトレイル拠点として機能することも期待されています。
ワシントンD.C.にあるMartin Luther King Jr. Memorial Libraryはワシントン D.C. 公共図書館システムの一つですが、老朽化したインフラストラクチャを改修する野心的な取り組みを実行しました。もともとこの図書館はミース・ファン・デル・ローエによって設計され、1970年代から情報化を推進する社会的エンジンとして重要な文化的複合施設でした。